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クルドサック
高坂丘陵地区の街は「ラドバーン方式」(アメリカ・ニュージャージー州ラドバーン地区で初めて用いられた歩行者と自動車のアクセスを完全に分けしようとした大規模な住宅地計画)で作られています。その実現のための一つとして作られた住宅街の行き止まり道路をクルドサックといいます。この聞きなれないクルドサックとはフランス語で「袋小路」という意味です。高坂丘陵地区を形成する特徴的なもので、日本有数の規模だとのこと。住宅街を歩くと地形に合わせた異なった構造のものが見られます。クルドサックの先が階段で緑道につながっていたり、反対側のクルドサックに路地でつながっていたりT字型、丸フラスコ型、三角フラスコ型など変化に富んでいるので興味深い。開発の時期が異なるのとそれぞれデベロッパーが異なるのと地形が異なるので工夫して最適な形として生まれたのだろう。 (おことわり;分類はそれぞれ独自につけたものです)![]() |
丸フラスコ型直径12mのクルドサック広場。相対するクルドサックの先は歩行者専用の緑道・階段で繋がる。
[松風台]パークス |
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T字型相対するT字型クルドサックの先は歩行者専用の路地・階段で繋がる。
[旗立台]
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T字型完全袋小路のクルドサック
[白山台] |
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三角フラスコ型完全袋小路のクルドサック
[桜山台] |
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ブーツ型向かい合わせのクルドサックで、その先が住宅街を通る緑道に階段などで繋がっている。
[松風台]四季の丘 |
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ブーツ型クルドサックのその先が関越道のそばを通る緑道に繋がっている。
[桜山台] |
航空写真はGoogleより引用 | |
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朱塗り部;地区内にはこれだけのクルドサックがあります。
改訂:2021.11/6 |