"ここプロ"フェスタ in 高坂丘陵 の開催 

 7月31日高坂丘陵市民活動センターでは12時~16時30分まで「ここプロフェスタ」が開催された。このイベントは東松山市高齢介護課の主催で、市内に居住する高齢者の皆さんの最近の高齢化率の増大を踏まえ、関係機関のサポートをうけて健康寿命の延伸や介護予防の推進などを図る事を目的とした市民参加型イベントで、高齢者の社会参加を後押しし健康でいつまでも楽しく有意義に生活出来る事を目指している。会場の高坂丘陵市民活動センターには朝から市の関係者、関連機関など高齢者の健康維持に日常的に取り組んでいる皆さんが準備に取り組んだ。

今回の催しの目玉は高坂丘陵市民活動センター視聴覚ホールでの啓発講座「認知症診療の最前線」講師は東松山市立市民病院長 野村恭一先生(埼玉医大名誉教授)、市民病院神経内科部長 鈴木理人先生。 認知症は高齢者にとって破滅的な病気で、長い年月で培った人格が次第に破壊され回復することはない。記憶が失われるだけでなくこの病気の行き着く先には幻聴や幻視も現れるという。当人の脳はそのような非現実を感覚として実際に感じていくようになるという。最近のこの病気に効果がある治療は、発症してもその進行を遅らせることができる治療薬が出現していることであった。

  • 東松山市民病院長 野村生の講演
  • 市民病院神経内科部長 鈴木先生

今回のイベントでは、高齢者を支える関連企業の協賛展示も開催された。1階では明治安田生命の「脳の健康チェック」として独自の手法で脳機能の測定を希望者に行っていた。カーブスジャパンは、筋力測定や血流の流れを測定していた。/

明治安田生命のブース 脳機能の測定を行いその結果から脳の健康維持の観点から必要な生活習慣、食生活などのアドバイスを行っている。
市内のシニアクラブの皆さん。クラブ活動の紹介と会員の
   勧誘を行っている
東松山市高齢介護課認知症についてのサポートコーナー、認知症予防や軽度認知症への対処についての手引きを案内
  

               

             






 

       

里親制度の案内ブース市内でこの仕組みを利用について案内している。/

     





里親制度の案内 市内の里親制度を利用したい方への制度の紹介
市内で展開する「ハッピー体操」を広めるボランティアを募集

                   

日本生命提供の体のバランス測定器具の体験
指先で血管年齢を測定中、パソコンに年齢が表示
スクリーンに映るボウリング場、センサーをボール代わりに投球動作をすると映像のボールがボウリングピンに向かう。ピンに当たった音も出る。
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スマホの基本操作の講習会、今回のイベントに加わり会場は盛況。
スマホ講習会の講師とサポーターの熱心な講義に受講者は満足。