
丘陵みどりの会
Nature Positive ネーチャーポジティブ =自然再興
丘陵みどりの会は支部環境委員会活動の中から広く市内公募によりメンバーが集まり、会を結成し高坂丘陵地区の公園・緑地のナラ枯れに行政との協働作業でこの難題に取り組んでいます。
2024 年シーズンはナラ枯れ発生4年目を迎え、穿入生存木が増えナラ枯れ自体が収束期に向かうため、2つの方式でカシノナガキクイムシを捕獲し、周辺への拡大防止を重点におきビブスを着用して捕獲作業等してきました。
高坂丘陵地区におけるナラ枯れ被害変遷

2024年10月まとめの「2024年防除活動報告書」では上記のような報告となっています。
2024年(被害4年目)の枯死樹木は、今年の猛暑が追い打ちしたためと類推されるものもあり、樹勢の衰えていた穿入生存木(2023年までに穿入されている樹木)と新規ナラ枯れ樹木(14本)を含めると72本ありました。
また、その後の再調査で精査したところ地区内累積穿入率(報告書では48%でした)は90%を超えます。マスアタックのダメージ軽減の飛翔カシノナガキクイムシ捕獲による防除活動は「収束」してきたと認識しています。
2025年も昨夏のように猛暑となると、弱った穿入生存木が枯死状態となり急速に腐朽が進み落枝や最悪倒木等などの恐れもあり「ナラ枯れ」についてはまだ予断を許さない状態が続きます。
最新情報
活動計画
2025年3月1日(土) 14:00〜 | 全体会議 | 丘陵センター |