高坂丘陵蛍灯籠2024

 今年で12回目を迎えた松風公園のホタル鑑賞会は7月6日の第一夜はすごい雷雨の雨上がり、七夕の第二夜は昼間は37℃、午後8時で30℃の猛暑の中開催された。両夜で三百数十人の鑑賞者が訪れ、間近に明滅するヘイケボタルに歓声が上がっていた。特に七夕の夜の飛翔数はすごく公式カウント数74頭、七夕短冊の代わりに、あるいは流れ星の代わりに願い事を唱えると良いことがあるのではと古老のアドバイスがあり、見上げたり手元付近で飛び交うホタルに昼間の暑さを忘れて楽しんでいた。丘陵ホタルを守る会主催、高坂丘陵地区ハートピアまちづくり協議会後援の地元年中行事。
「明里」の誘導は地元小学一年生の描かれた絵がバックライトで浮かび上がる、もうひとつの林間鑑賞会。屋外の闇に現れる幻想的な風景、これを楽しみにしてこられる方も。
 ホタルの生息域環境変化が著しく、ナラ枯れによって周辺の大木が伐られたりで、階段灯の灯りが飛翔するホタルを直撃している(光害:ひかりがい)。
 写真はスマホのカメラでフラッシュなしで撮影したが・・明るさを実感できる。(ホタルにとっては深刻だ!)
また、豪雨などでホタルの幼虫が流されたりしているためか生息域が変わってきている。今年は一度途絶えた呉器沼で新たに飛翔が確認されている!
飛翔の撮影は難しい! さすがというシーンをいただき掲載。


ホタル生息域の菖蒲田のベンチ横には確認数表示版がある。
毎晩当番制で確認数が記録されていく。
ホタル鑑賞会は終わってもしばらく観ることができるので、
この表示板を見て観にこられると良いかもしれない。
同時にホームページにも案内がある。
下記リンクを参照

まだまだ、しばらくはホタルの飛翔する姿が観られそうだ。