そば道場 (二八蕎麦)
高坂丘陵地区で活動する麺々クラブと社協高坂丘陵支部は今年も12月14日と21日土曜日、2回に渡って初心者ために手打ちそば道場を開催しました。そば粉8割、つなぎの小麦粉2割のいわゆる「二八そば」、うどんと異なり蕎麦打ちは長くて途中で切れないそばを打つのは経験が必要になります。今回も初めて蕎麦打ちに挑戦する人を対象にこの催しを開催しました。参加者は6名、会場の高坂丘陵市民活動センタークッキングルームの割り当てられたテーブルに参加者とコーチ役の麺々クラブのメンバーがつきます。蕎麦打ち道具、そば粉などの材料は麺々クラブが準備し、2日間に渡って蕎麦打ちを体験しました。
蕎麦打ちの手順
用意されたそば粉はすでに繋ぎ粉とそば粉が二八の割合に配合された400グラム、これに加水する水は190CC、この水を2~3回に分け加えます。最初粉はダマを取るためふるいに掛けボール(コネ鉢)にふるい入れます。粉を均したら6割程度の水を加え「水廻し」をします。粉は水分がないと繋がりません。水分を粉に満遍なく行き渡らせるのが蕎麦打ちのもっっとも肝心な作業になります。水分が粉にしっかり行き渡らないとゆでると途中でバラバラと切れていきます。水廻し作業がしっかり出来ると次第に粉同士がくっついていきます。加水する水が多すぎるとべたつき蕎麦打ちになりません。適切な水量でしっかり水分を全量の粉に行き渡らせる事が重要です。水廻しを終え固まった粉なを纏め、練り作業に入ります。かなり力が必要です。練り終えて丸く纏めます。続いて伸し作業に入ります。手のひらで適当に伸したあとのし棒を使って伸していきます。2~3mm程度に伸した後折りたたみ切り作業に入ります。そばの細さはこの伸し作業での伸した薄さによります。勿論この後の切り作業での切り方にも関わってきます。蕎麦打ちは各工程でかなりの習熟度が必要になります。
伸し作業の様子
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