丘陵太鼓は、平成12年の春に発足しました。東松山市高坂丘陵地区はニュータウンとして県内外からの新しい住民で成り立っています。その住民の中から夏祭りを盛り上げたいと、みこしを手作りで製作する「丘陵みこしの会」という団体が出来ました。そのうち、さらに祭りを盛り上げたいと自分たちで太鼓を叩きたいという気持ちが高まり、丘陵太鼓は生まれました。生まれも育ちも異なる地域から集まった集団ではありますが、縁あってこの地に集い巡り逢えた仲間は、単なる太鼓好きの同士という枠を超え、将来に渡って付き合える親友となっています。
また、子供たちの健全育成や伝統芸能の継承という観点から、地域コミュニティ作りにも貢献していると思っております。今まで地域のお祭りや交通安全のイベントを始め、大学の文化祭や特別養護老人ホーム・身体障害者療護施設の納涼祭ならびに小学校の太鼓教室等、お呼びがかかれば都合の付く限り何処へでも太鼓を叩きに出向いています。
現在の活動拠点は、東京電機大学鳩山校5号館(体育館内剣道場)で、
毎週日曜日 午前10 時~12 時、又は午後1 時~5 時まで、練習を行っています。
太鼓、笛、鉦、などに興味がありましたら是非遊びに来て下さい。
みんなで楽しく太鼓を叩きたいと思っています。
団 体 名 称 丘陵太鼓 (きゅうりょうたいこ)
代 表 者 嶋野 貞廣(しまの さだひろ)
最新情報
演奏使用太鼓の紹介
大桶太鼓(おおおけだいこ)
大太鼓とも呼ぶ、背中を向けて太鼓の面を打ち手が対峙し、腕を振りかぶって面を打つ「正面打ち」の形があります。大太鼓は神事や祭りで神聖なものとして活用しています。
長胴太鼓(ながどうだいこ)
和太鼓界のエースであり、顔である長胴太鼓は神社で使われることが多いため通称宮太鼓と呼ばれるようになりました。
桶太鼓(おけだいこ)
桶胴太鼓とも呼ぶ、桶の胴の彩色も多種多様でアート性があり、紐の色との組合せも含めて個性が強く出る太鼓でもあります。能楽や歌舞伎でも使われています。
締太鼓(しめだいこ)
締太鼓は長胴太鼓よりも高い音が鳴り遠くまで音が響きます。冴えた音色と歯切れのよい高音が求められる太鼓でもあるため、打ち手の技量が試される太鼓です。祭り囃子では地打ち(下打ち、ベース)を打つことが多く、曲のテンポやリズムキープの要として使われます。
担ぎ桶太鼓(かつぎおけだいこ)
和太鼓団体には欠かせない太鼓です。肩から下げているため自由に動くことができることからパフォーマンス面でもビジュアル面でも優れております。胴のサイズや面の張り方、調律方法で個性のでる太鼓です。
演奏使用日本古来の楽器
チャッパ(チャンパ)
お囃子や和太鼓の演奏の際に組み込まれる和楽器です。シンバルのような形をしています。チャンパともいいます、雅楽や田楽、歌舞伎などでも使用される日本古来の楽器です。
篠笛(しのぶえ)
横笛として一般的な篠笛。日本の伝統的な木管楽器の篠笛は細めの竹「篠竹」に唄口という息を吹き込む穴と指穴を開けたシンプルな構造の横笛です。澄んだ音色が太鼓のリズムにメロディーを添えて美しいハーモニを奏でます。
チャンチキ
チャンチキ(当たり鉦)はお皿のような形状をしており、和太鼓や締太鼓、笛などとともに祭りのお囃子や和太鼓の演奏に使われます。撞木と呼ばれる先端に鹿の角のついた棒で叩いて演奏します。鉦の大きさや金属の厚みによって音が異なります。硬質の澄んだ高音を発し、軽快なリズム感を創り出します。