腰越城
比企点描100 比企の城館めぐり-17

腰越城跡は小川盆地を見下ろす城山にある。
思いのほか急峻な山道を山頂まで一気に登ると
腰越城の本郭(ほんくるわ=本丸)
戦国時代の山城だ。

本郭(ほんくるわ:山頂広場)にある説明板

入り口は親切な案内板が。ただ、この小道が入口とは思えない。左の山が腰越城。

沢沿いに登っていくと苔むした丸太3本の橋がかけてある。ここを渡っていく。

ひたすら高低差の大きい丸太階段を登ると山の端が見えてきた。その先が下の地図にある「現在地」。ちょっとした平場ではじめて案内板などがある。城内に入ったようだ。

地図では通行止め表示となっている二の郭に通じる急階段が使えた。この地図の範囲では高低差が大きくほとんどの行程がやや危なっかしい丸太階段を上り下りする。落ち葉が積もっていて足元がおぼつかない。
いわゆる城内(地図表記部)はコナラ主体の樹林になっている。それまでの行程ではほぼ植林された杉林だった。コナラも株立が結構あり管理された薪炭林だったようだ。
二の郭

やっと着いた「二の郭」ちょっとした平場。
本郭


本郭(山の頂上)。小川の町が眼下に広がる。

行き止まりの先を見下ろすと絶壁。絶対に登れないところだ

西の郭への道:この先横巻きで一気に降る。

西の郭への小口(虎口)にはだかる竪堀(たてほり)
西の郭

西の郭はちょっとした平場。かすかに高い土塁で囲まれている。

囮小口(おとりこぐち)行き止まりの入口

注意書きを見るとここを一気に降ると民家に行ってしまうようだ。


横堀と土塁

またまた長い階段を上り下りして最初の「現在地」へ
写真を後で見たら渦巻いていた(加工したわけではない)