高坂丘陵地区は埼玉県中西部の丘陵地帯に広がる人口4,800人の街で、「埼玉県立比企丘陵自然公園」域内に立地しています。関越道を練馬から走って来ると、圏央道を過ぎて右に大きくカーブしたところの正面に関東平野から初めての丘陵地帯が現れます。そこを岩殿丘陵といいます。練馬から最初のサービスエリアとしてそこに「高坂サービスエリア」があります。週末祝祭日渋滞の名所です。高速道路からは切通しの上が防音壁に囲まれておりなんだかよく分からない緑深い一帯です。実はその外側に広がる街が、私たちの住んでいる高坂丘陵地区です。
 「むさし緑園都市高坂ニュータウン」として当時の住宅・都市整備公団の大規模開発で誕生しました。歩車分離されており、地区内では歩道(緑道・フットパス)を使ってほぼ行くことができる構造です。また、クルドサックが大規模に取り入れられています。西に大東文化大学、山村短大、埼玉県こども動物自然公園、南に東京電機大学に囲まれ、武蔵野の風情が残る自然林に囲まれた緑豊かな街です。国土交通省の都市景観大賞「日本の都市景観百選」に平成9年に選定されました。
赤松を中心とする美しい雑木林を背景に、武蔵野を一望しながら
のびやかにひろがる丘のまち、ここ高坂丘陵地区は緑と水に恵まれた
ゆたかな自然とともに、ながい歴史のなかでふくよかな
風土をはぐぐんできました。
高坂のまちはこの特性をいかし、快適な生活環境と
ゆたかなコミュニティ、そして誇りのもてるまちの
文化の創造をテーマとして、これからこのまちに
住む人びとの新しいふるさととなるよう、
綿密な計画でまちづくりが
行われています。