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 2020.6/27更新
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まちづくり

 

 高坂丘陵地区は、首都圏の北西部武蔵丘陵に向けて昭和40年代に6つの地区(高坂丘陵地区、北坂戸地区、坂戸入西地区、富士見地区、川越・鶴ヶ島地区、霞ヶ関地区)による計画総面積760 ha、総戸数約23,000戸、総人口88,500人とする大プロジェクト『むさし緑園都市』のひとつとして位置づけられました。

 この『むさし緑園都市』の中で北坂戸、富士見、川越・鶴ヶ島に続く4番目の都市開発事業として行われ、豊富に残っている「自然と人との調和」を目指し昭和49年からプランの作成が開始されました。「人は自然に遠慮しながら住もうや」が開発のポリシーで開発構想としては①自然と人間生活との調和を図るまちづくり②安全で利便性の高いまつづくり③地域融和を図るまちづくり④公害を未然に防ぐまちづくりの4点を軸に開発が進められた。


区画整理事業の概要


完成記念碑 高坂丘陵市民活動センター横の「ひきのみち」内にあります。
県立比企丘陵自然公園内にあることから、計画の基本方針も自然緑地の保全と活用、住宅地区のみどりの復元、自然地形の活用等【自然との調和】を第一に計画されました。
施行主体  住宅・都市整備公団
施行面積  97.2 ha
施行年度  昭和52年3月〜昭和62年7月(換地処分日)
総事業費  24,410,000,000円
平均減歩率  49.9%
公共用地面積  38.97 ha (40.1%)
公園・緑地  24.4 ha (25.1%)
計画人口  12,000人(計画戸数 3,050戸・戸当り 3.8人)
総事業費と記載されているのは244億円!です。

初期土地利用計画図

 本地区は、 一部を除く大半が、 比企丘陵自然公園内に位置していることから、 この公園内に植生する豊富な緑の保全とその活用につとめ、 自然と人間生 活との調和を図っています。 従って、当地区は全休の面栢の約25%が緑に関する土地利用となっており、地区外からの最観にも十分に配慮されています。
その他、本地区ては、地区中央を関越自動車道が貰通しており、これを境に住区を2住区に分けられていることも特徴の1つてす。
 尚、各住宅地は、近隣センタ ー、学校、公園等と歩行者専用道路により結ばれ、 安全な生活のネットワークが組まれています。基本計画当初における住宅計画は、 中高層集合住宅と低層連続住宅でほぼ90%近くを占める集合住宅中心の住戸計画となっていましたが、 経年的には、社会背景の変遷と共に住宅需要にも変化がみられ、現在においては、戸建住宅と集合住宅の併用による供給が行われています。

    UR都市整備機構資料より

初期の計画では地図から見てもわかるように、中高層住宅がメインの住宅団地計画だった。計画人口が多い分、教育施設の建屋は大きく計画されていた。時代の流れに合わせて、戸建て住宅がメインの街になったが、公園緑地は当初計画を変えずに進んだので、緑多い住宅地になった。

地域計画地図 1989年3月7日現在版

 

 住宅分譲パンフレットに載っていた情報では、中心部の大きな商業施設計画区画(赤色の部分で「高坂パラディ」と今も地区内に名残の案内標識がある)、柿の木公園横と桜山小学校脇に2つの幼稚園予定地などがありました。また、すでに居住している地域として桜山台と白山台が街路の詳細も記載されていた(黄色地部分)そして薄緑部分は中高層住宅団地になる部分として未着手のところ。路線バスは高坂駅西口からなつめ公園まで。

UR資料による土地利用計画図(上記と同時期)

    UR都市整備機構資料より

UR資料からは2つの保育所が記載されています。今の千年谷公園第二駐車場と虹の橋東側。

人口計画表

  当初事業計画 第一回変更事業計画 第二回変更事業計画
計画住宅用地 面積(㎡) 372,200 361,064 310,424
戸数(戸) 2,600 2,580 2,300
人口(人) 9,900 9,800 8,740
戸当たり地積(㎡)     140
戸当たり人口(人)     3.8
一般住宅用地 面積(㎡) 95,300 96,908 140,722
戸数(戸) 400 420 650
人口(人) 1,700 1,800 2,730
戸当たり地積(㎡)     230
戸当たり人口(人)     4.2
公益的施設用地 面積(㎡) 126,600 133,133 130,670
戸数(戸) 100 100 100
人口(人) 400 400 380
戸当たり地積(㎡)     ー
戸当たり人口(人)     3.8
 合計 面積(㎡) 594,100 591,405 581,816
戸数(戸) 3,100 3,100 3,050
人口(人) 12,000 12,000 11,850≒12,000
    UR都市整備機構資料より

第2回変更事業計画後、計画住宅用地のかなりの部分が一般住宅用地になった。

土地利用計画表

  種別       面 積(ha)
当初事業計画 第1回変更事業計画 第2回変更事業計画
公共施設用地 道 路 13.1(13.3%) 13.5(13.9%) 14.4(14.8%)
公園・緑地 24.6(25.3%) 24.4(25.1%) 24.4(25.1%)
河川・水路 0.1(0.1%) 0.2(0.2%) 0.2(0.2%)
小 計 37.8(38.9%) 38.1(39.2%) 39.0(40.1%)
公益的施設用地 教育施設 9.6(9.9%) 9.6(9.9%) 9.4(9.7%)
行政・商業等施設 2.6(2.7%) 3.0(3.1%) 3.0(3.1%)
その他 0.5(0.5%) 0.7(0.7%) 0.7(0.7%)
小 計 12.7(13.1%) 13.3(13.7%) 13.1(13.5%)
宅地 計画住宅 37.2(38.2%) 36.1(37.1%) 31.0(31.9%)
一般住宅 9.5(9.8%) 9.7(10.0%) 14.1(14.5&)
その他  ー  ー  ー
小 計 46.7(48.0%) 45.8(47.1%) 45.1(46.4%)
合 計 97.2(100%) 97.2(100%) 97.2(100%)
    UR都市整備機構資料より

 土地利用計画はほぼ当初計画のまま進められたが、第2回変更事業計画後、計画住宅用地のかなりの部分が一般住宅用地になり、当初の計画人口で設計された公共施設用地・公益的施設用地がそのまま残り、恵まれた環境となった。

公益施設計画表

 施設名 数量 用地面積(㎡)  摘要
教育施設用地 幼稚園 2 5,601  
小学校 2 56,205  
中学校 1 32,013  
行政商業等施設用地   25,108 近隣センター(業務、医療施設を含む)
社会福祉施設 2 4,379 保育所
その他の施設用地 7,157 都市運営施設、配水池及び墓地、ガスガバナー用地
 合計 131,083  
    UR都市整備機構資料より

 幼稚園、保育所は結局できなかった。まちびらき当初は鳩山や坂戸の幼稚園バスを地区内でよく見かけた。 まちびらき当時は桜山小学校が開校。中学生は南中学校まで通っていた。計画人口に基づいて緑山小学校が遅れて開校したが、今は大東文化大学緑山キャンパスとなっている。

工事の様子


1990年松風台4番地地区(地区内最後の公団による大きな造成工事:集合住宅->戸建て化に計画変更され小さな雛壇区割りに)
撮影日 1990.4/22

2005四季の丘最終造成(旧商業用地と幼稚園用地から戸建て区割りに)2005旗立台最終造成白山台最終造成(旧保育所予定地)


バブル頃の街の(分譲販売)ブランド化 今の住所表記「松風台」


個性ある町並みはそれぞれ区域によって少しずつ異なり統一感は無いが緑多い街並になっています。最後の開発になった中心部の松風台4地域ではそれぞれ街のロゴがついていました(?)・・・今はこの地区毎に自治会が形成されています。

四季の丘

興和物産がデベロッパーとして公団と協業した地区。うたい文句は「南北にビッグスケールの公園がある街」。高層+戸建の調和。

エステアベニュー松風台

日本新都市開発がデベロッパーとして公団と協業した地区。うたい文句は「千年谷公園」に隣接し「松風公園」にほど近い街。高層+戸建の調和。

パークス松風台

三井不動産がデベロッパーとして公団と協業した地区。円形クルドサックが特徴的レイアウトの街並。うたい文句は丘の上の「欧風のしゃれた街並」

松風台

公団が整備し住宅をセキスイハイム、パナホーム、ミサワホーム、日本新都市開発、三井ホーム等が建設した。ロゴと呼べない様な文字だけの素っ気なさ。

改訂:2020.6/6

本内容の一部は東松山市の市民講座資料、国土地理院GISデータ、UR資料を参照し作成致しました。