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 2023.9/28更新

 ナラ枯れ

掲載 2021.7/1  
 近隣地域でコナラの集団立ち枯れが発生しています。拡散スピードが速いのでどんなものかを理解してもらうためにまとめました。
 ベースは2021年6月20日支部環境委員会の資料に基づく
 症状

初期症状として

公園・緑地のコナラ大径木の

幹に白っぽい切屑(フラスといいます)がある。 幹をよく見ると直径1.4mm〜1.8mmの穿孔(せんこう:掘った穴)がある。

あるいは葉が黄色くなってきている。

というのを見つけたら・・・

  2020川越の被害例
 連絡先
 地元自治会役員さんに(できれば環境委員)
 公園管理者へ(公園看板に連絡先QRコードあり)   
 
 ナラ枯れ原因とメカニズム
 カシノナガキクイムシが木に穿入(せんにゅう)し、体に付着したナラ菌(カビの一種)を感染させ、繁殖することで水が吸い上げられなくなり急速に枯れる状態。

カシノナガキクイムシ

体長4.0〜5.2ミリの小さな日本固有種です。


 被害木 コナラ
どんぐりのなる木です。高坂丘陵地区内公園・緑地のほとんどがこの樹種が占めています。

高坂丘陵地区の公園管理では高齢のコナラを残し林内植生を刈り払っています。大径木のコナラはカシノナガキクイムシの繁殖に適しています。

ナラ枯れになると大径木(樹齢40〜)の立ち枯れが多い。また、被害木の放置で急拡大が懸念される。

 被害情報
・東京多摩地区では大きな被害情報がニュースや新聞記事としてあります。
・埼玉県では2019年新座市で発生が確認されています。(埼玉県HP)
・昨年(2020年)新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市、入間市、飯能市、上尾市、三芳町で確認されています。
・昨年(2020年)川越市で79本の立ち枯れが確認されています。
・高坂丘陵地区では昨年(2020年)松風公園で3本の立ち枯れが発見され緊急伐採調査が行われましたが、ナラ枯れとは特定できませんでした。