みこし「馬」つくり
みこしの維持管理は手間がかかりますが、「手作りみこし」ゆえ、みんなが集まって修理ができてしまうというメリットもあります。昨年の夏祭りで亀裂の入ったみこしを載せておく台(「馬」といいます)を再制作。猛暑日の炎天下そして決して涼しくない鉄製屋根の倉庫の下で頑張ってみました。もうすぐ夏祭り。
今回は粘りのある檜材で、しかも「西川材」。ひとまず全ての表面をきれいにカンナがけ。そして、墨入れ。これが四方転びでは難しい。特製角度定規を作って一本一本異なる寸法と角度で線を引く。 | |
外形はのこ引き、ほぞ穴は鑿(のみ)で彫っていく。 | |
全部の部材が加工できたら、いよいよ組み立て。四方転びの真髄。 | |
計算通り、墨入れ通りの仕上がり。ほぞには割が入っているので、きちんと組み上がったら、クサビを入れて、先端を切って仕上げる。 もう20年近く、同じチームで作業しているので、さすがは「阿吽(あうん)」だ。 |
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夏祭り実行委員会傘下の丘陵みこしの会の作業報告でした。 |