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 2019.5/18更新

 

 

 

体育祭 「身体能力測定と器官機能の検査」

掲載 2017.10/3   
10月1日 秋晴れ、高坂丘陵地区の体育祭。本日は取材がてらいつも素通りしていた身体能力や体機能の検査を受けて見ようと思い立った。場所は体育祭の行われる桜山小学校の体育館と図書室。ここでは、 大東文化大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科、健康科学科の学生の皆さんと指導教授の先生に対応していただきました。
 思い返せば、年1回健康のため人間ドックは受けるけれど、身体能力などの生活に直結する自分の運動 機能について一度も調べようとは思わなかった。今回は良い機会なのですべて体験してみようと考えた。
 
さて、最初は体育館で行われる運動機能の検査。受付を済ませ筋力測定、握力検査である。高齢者のカ テゴリーに入る私の握力、思い切り握っても32Kg、まぁ平均の範囲、足関節低屈筋力、脚伸展筋力等も平均値。体脂肪率は良好。最も良かったのが骨密度、超音波測定装置を使用して足首で測定し、唯一好結 果で褒められた項目。 最悪なのが片足立ち。 一通り測定が終わってみると今後の生活上の努力目標が見えてくる。 ここで測定をサポートされたスポーツ科学科の学生の皆さんと教授の只隈先生、勝俣先生 ありがとうございました。
 
この体育館では社協高坂丘陵支部の皆さんが吹き矢の体験イベントを開いていました。このスポーツ吹 き矢は肺機能の強化と、的に矢を当てるための集中力の訓練に最適なスポーツで、特に高齢者には効果 的です。
 
続いて図書室で行われている器官機能の検査を受けます。先ず入ってすぐに貧血チェック、ここでは血 色素を測定し貧血を判断。正常だった。続いて中心血圧の測定。いつもの上腕部での血圧ではなく、心臓付近の血圧を計り、重大な疾患の予見に役立てます。ここでは健康科学科の学生さんが見慣れない機器を操作して測定してくれます。結果133/63 ひと安心。続いて血管年齢の測定。サンプルを使って説明されるには、血管は20歳台ではしなやかなゴムのような感じ。70歳台では堅くなったタイヤのよう な手触り、ここまで違うのかと改めて認識して検査台に上る。血圧測定のように足首、手首など測定ベ ルトを巻き測定が始まる。それぞれの部位の血圧を測定し、各端末からデータが初めて見る機器やパソコンなどに取り込まれ、しばらくすると検査終了。 担当の3年生のお嬢さんが申し訳なさそうに告げる。 「血管年齢88歳です」 ひゃー。気を取り直して次の肺年令の測定に進む。いつもの人間ドックの肺活量の 測定のようにマウスピースを咥えて測定器に息を吹き込む。 2.3回繰り返し測定終了。幸いにもここでは 年相応の結果が告げられる。 最後は自律神経ストレスの評価試験。 ここでも手首などに心電図測定と同じく電極を貼ってパソコンに接続する。最初仰臥状態で測定し、続いて立ち上がった状態のデータと 比較する。これは「きりつ名人」と称するソフトで解析しているそうでこの近年急速に脚光を浴びている とか。測定結果は安静時と起立時の体の回復力、それぞれのバランス、反応力、活動力などを判定しそ れらの要素を五軸のレーダーチャートに表したデータとして扱い、自律神経の状態を観測する。 この結 果も年令はごまかせなくデータ上でも快復力の項目が極端に悪い。
 
 これらの機能の検査が終わって、スポーツ健康科学部健康科学科の担当教授太田博士からカウンセリングがあり、先生が言われるには、「検査は自分自身が感じていることを科学的に追認することで、 自分自身を科学的に知ることは今後どう対処するかにつながってくる」ということでした。 医学博士でもある先生は、かつては現場で医療に携わっていたそうで説得力のあるお話でした。
 
 人間ドックでは自分の体の疾患の兆候を見つけ出し、以降の治療につなげていきます。今回のような 自分の体機能や運動能力の検査により体を見直し、今後の能力や機能改善に向けたフォロー、例えば 必要な運動等の指導が重要と思いますが、現在はこのような状況にはなく、今後の仕組みとして望まれます。このようにして健康を維持し、薬などに頼らない体を作ることが出来れば、特に高齢者にとっては新しい世界が開けてくると感じました。  今回の体育祭において大東文化大学スポーツ健康科学部の皆さんにはありがとうございました。
   
(1) 体力測定
 体育館では大東文化大学側で準備された体力測定が行われています。
 体力測定の受付  握力検査、左右の手指の握力を測定
足関節底屈筋力、膝を押さえた測定器 をつま先で押し上げてその押す力を測る 脚伸展筋力の測定、腰掛け状態から 何回直立出来るかその回数を測定
   
10mの測定距離をできるだけ早足 で歩き、その歩数とタイムをはかる。
   
 開眼片足立ち、何秒間片足立ちが出来るか、120秒間立てればベスト
   
 ファンクショナルリーチ、足の立ち位置を固定し、上体を曲げて両手でマーカーをできるだけ遠くに置く。壁に背中を付けた場合と、立ち位置フリー時の双方を測定。
   
 骨密度の測定、超音波測定器を使って脚のくるぶしで測定。年令毎の平均骨密度と比較して判定。
   
 東松山市社会福祉協議会、高坂  丘陵支部の協力でスポーツ吹き矢を実施。的に向かって射る。5回の試技の合計点で競う   
   
   
(2) 体機能の検査会場  
   
検査会場の受付  貧血検査、指先を測定器にセットして 測定
   
中心血圧の検査、心臓付近の血圧を測定する。特別な測定器に 手首をセットして測定。重大な心疾患の発見にも役立つ 
 
血管年齢の測定、上腕血圧と足首の足関節血圧を測定し、そこから 足動脈の狭窄状況の他、ほかの臓器の障害状況を調べます。
 
血液の脈波の血管伝搬速度 を調べると血管の負担状態も わかり疲労度も判る。
   
肺年令の測定、マウスピース を咥え、呼気を吹き込む。この 状態を解析して肺機能を測定します。
   
 
   
自律神経の状態を測定し数値化 左右の腕に電極を張って、座った 状態と立ち上がった状態の変化 を解析し神経のストレス状態を 測定する。
   
自律神経の状態の解析には 「きりつ名人」というPCソフトを 使用します。 解析したデータは5つのデータ軸を持つレーダーチャートで表 します。
   
今回の体機能の測定 では健康科学科の学 生の皆さんに、教授の 太田博士の尽力が ありました。 カウンセリングをされ る太田先生