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 2019.10/7更新

 

メディカルウオーキング講座

掲載 2017.10/2 
 9月30日 東松山市社会福祉協議会高坂丘陵支部では地域の皆さんを集めて第二回目の メディカルウォーキング講座を実施しました。講師は「薬樹株式会社」から大塚さん、栄養士の 小川さん。薬樹は神奈川県を拠点に全国に薬局を展開し社員の薬剤師他1500名の社員が在籍 し地域住民の健康をサポートしています。
 ウォーキングは誰でもどこでも手軽に取り組める健康維持法ですが、そこに医学的見地を 入れてそのウォーキング法の改善に取り組み、より効果的な歩き方を広めています。このウォ ーキングは緩急の歩きを取り入れ、毎日実践することにより特に高齢になるに従って顕著にな る筋肉の衰えと減少を阻止し、健康を維持していくことを目的にしています。特に高齢者では この歩き方に加え、毎日の食事に、筋肉維持に必要な1食20グラムのタンパク質を摂取するこ とが必要なことをこの日集まったおよそ20名の参加者に指導されました。特に運動後はビール ではなく、牛乳などでタンパク質を摂ることが重要だということです。歩く速さはゆっくり歩く 人と通常のペース(1時間4Km程度)の人、早足出歩く人(1時間4.8km以上)では、ゆっくり歩く人 のおよそ2倍~3倍近く平均余命が延びるというデータも出ているということです。余命の他、 罹患率も下がると言うことでした。
 ウォーキングには速度の他、1歩の歩幅も重要で、できるだけ歩幅は伸ばしていくことが必要 です。理想的には「身長×0.45」とされ、毎日のウォーキングで少しずつ歩幅を伸ばすよう意 識していくことが重要と言うことでした。
 
      From ; Gait Speed and Survival in Older Adults
      free access JAMA. 2011; 305(1):50-58. doi: 10.1001/jama.2010.1923
 
 緩急を付けた歩き方は、例えば2分間普通の速度で歩き、次の2分間は早足にする。このように日頃からの歩き方も気にしながら過ごすことも良いことと思います。さて講座では、今日の参加者の1秒間あたりの歩く距離(歩行速度m/s)に対する余命の関係を確認するため、座講に引き続き千年谷公園の野球場の周囲(およそ360m)を周回し、実際にウォーキングを行い歩行速度を計測しました。1周目は通常の速度による歩行、2周目は速歩による周回、この速歩による周回にかかる時間を計り、各人の1秒間の歩行速度を確認し、別表により自分の余命が幾らになるか確認しました。ちなみに今日の参加者全員の平均余命はトップクラス(図では1.6の曲線)との測定結果が出ました。 このウォーキング法は毎日実践することにより、ただ漫然と歩くことに比べ、病気への抵抗力を増し筋肉を増強し、余命を伸ばすことに効果があるということで、この地域でも広く取り入れていきたいということです。  このイベントは今後も定期的に実施する予定です。
講座参加者は会場において血圧、体重、歩幅などの基礎データを確認
講師の薬樹の大塚さんと栄養士の小川さん。集まった31名の参加者に講義
 
ウォーキング実習の前に全員で準備体操
千年谷公園 野球場の周囲でメディカルウォークの実習
 
コース1周したラップを図り、1秒間の歩行速度を算出、全員1.6以上のGait speedを達成。