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 2019.10/7更新

 

第37回日本スリーデーマーチ

1日目 11月1日   雨 20Km 武蔵嵐山コース

 2014年11月、今年のスリーテーマーチは11月1日(土)、2日(日)、3日(祭)の3日間行われた。

今年も全日参加を目指して毎朝10kmのウォークで足を鍛えたつもりだったが、8月に左足のかかとを痛め、まだ治っていない。そんな中20Kmコースに参加を決めていたので今回は何とか歩くことにした。さて当日、前日からの雨が朝になっても上がっていない。レインウェアを着込み、雨の中では履き初めのゴアのウォーキングシューズと万全の態勢で高坂駅から電車で会場の東松山に向かった。

 午前8時過ぎ、中央会場の受付は雨の中にもかかわらず、熱心な参加者でごった返していた。が広い出発会場はさすがに閑散としていた。出発ゲートに並んで出発を見送る近くの中学生ボランティア達の明るい声に送られると再び気を取り直して歩き始める。

この雨の中、保育園のかわいい園児達も母親や保母さんに引率されて歩く姿はやはり特別なイベントだと感じる

さて、1日目のコースは市役所の中央会場から武蔵嵐山の菅谷館跡・嵐山史跡の博物館のチェックポイントを経由し、都幾川に沿って東進し禅寺淨空院の近くから原爆の図で有名な丸木美術館の脇を通り、市内に帰り、箭弓神社の境内を抜けて中央会場に帰る20Kmのコースである。

雨の市野川左岸のウォークコースは晴れていればのどかな風景が広がる河辺のコースであるが今日の雨でウォーカーも少ない。

嵐山町には、かつて畠山重忠公の菅谷館があり、一帯は公園になっている。この館の鬼門除けの守護神として建造された鬼鎮神社、今は節分祭、勝負の神として有名と書かれている。

 降りしきる雨の中3時間ほど歩き嵐山町に入る。お昼頃菅谷館跡に到着。「嵐山史跡の博物館」にはこのコースのチェックポイントがあり雨の中チェックを受けてそろそろお昼、だが博物館内は超混雑、座ることもお弁当を広げる場所もない。気を取り直して食べる場所がなければ昼抜きでもいいかと又歩き始める。雨の中しばらく歩いて婦人会館脇の公園に格好の東屋を見つけお昼にすることにする。先客が3名ほどお弁当を広げていたので一緒に混ぜて頂く。

 30分ほど休むと忘れていた足の痛さ改めて身にしみる。降りしきる雨の中に再び歩き始める。ここから丸木美術館をすぎ市内に入るまでのコースはぬかるんだ畑道で、雨と泥とのミックスがずっと続いている。30Km、50Kmを歩くウォーカーが脇をすり抜けていくが、彼らのウォークパンツの膝下と靴はドロドロに汚れている。この道を歩き続けた後の自分の足元も同じ状態に・・・・。

我慢の一字で歩き抜ける。精神力を試されながらやっと市内に入る。市内に入って有名な箭弓神社の境内を抜ける。ここも又地面はどろどろ、ご利益を願う気持ちにもならない。ここをはやく抜けたい。

痛む足を引きづりながらひたすら、やっとスタゴーに到着。歩き終えた。

 到着は15時前、降りしきる雨の中、劣悪な道を20Km歩き続けたのにもかかわらず、ゴアのウォークシューズは靴下も濡れていなかった。すごい。ゴアのレインウェアは内部は濡れていたのに・・・

所々の生活道路は簡易舗装済み、

歩きやすい。

畑道は晴れていたら問題ないのだが、雨だとご覧の通り、30Km以上のコースを歩く人は膝下は泥まみれの状態、翌日への準備が大変

 ぬかるみを避けて歩く。

箭弓神社の境内のぬかるみ、ここもまたか・・

   

  スリーデーマーチ2日目、11月2日 晴れ

一夜明けて、翌2日目晴れである。雨上がりの朝の日差しがまぶしい。中央会場の人出も増え、その顔も明るい。天候はこんなにも人の気持ちを変えるのか。8時を過ぎた会場からウォーカーは次つぎとスタートしていく。出発ゲートに並んだ中学生達のハイタッチに答え私も続く。

 2日目のコースは国立武蔵丘陵森林公園を経由するルートである。

中央会場を出発し、東進し東松山駅の近く穏やかに周囲の木立を写す下沼公園を回って、コースが伸びていく。市野川を渡る橋を過ぎ左岸をさかのぼると太古の埋葬跡と言われる吉見百穴に至る。

紅葉が始まった桜並木が続く堤防道路をしばらく歩き、東京農大第三高等学校脇を通り岩鼻運動公園を抜ける。昨年はここでは地域の農業祭イベントがあり、食べ損なった岩手の焼き岩牡蠣を今年はと意気込んだのだが、残念ながらやっていなかった。家族連れのウォーカーの明るい声に励まされ歩き続ける。明るい日差しは心を和ます。ウォーカーの色とりどりの服装も気持ちを弾ませる。様々な色が燃える紅葉の始まった並木も楽しい。

 やがて春の赤や白に黄色鮮やかなボタン花を思い出させる野田ボタン園のチェックポイントに到着。今の時期、ボタン苗は敷藁で根本を大切に保護されていた。又、頭上の桜の枝には季節外れの桜花がちらほら。

野田から森林公園を目指す。ゴルフ場脇の山道を黄色くなった山芋の葉やススキの穂を眺めながらやがて障害者福祉施設「あかつき園」の休憩所に到着。つい一月前「高坂丘陵福祉まつり」に出店して頂き、障害者のために様々な活動をされていることを知り、今回は新たな思いで立ち寄った。ここで豚汁をごちそうになる。ウォーカーに対する施設の皆さんの心こもったもてなしに感激。

 ここの丘を抜けて森林公園までおよそ2Km。狭い盆地に展開する田んぼの中を進むとやがて武蔵丘陵森林公園の中央口に到着。ここでお昼にする。公園の中央口から南口に抜けるのだが、お昼は今回も展望レストランがある展望広場にする。ここは一面の芝生が丘いっぱいに広がる気持ちも休まる場所である。人もまばらな芝生には欅の落ち葉が敷き詰められていた。

朝、中央会場入り口の横断幕

朝の会場の賑わい

スタートゲートで見送る中学生ボランティアいつも笑顔でハイタッチ

 出発直後の様子

下沼公園を歩くウォーカー

吉見百穴近くの市ノ川左岸道路

稲刈りが終わり、はで干し中の稲束最近は機械で刈り取り機械で乾燥させるのでなかなか見ることはない。

 野田ボタン園チェックポイント、中学生ボランティアが出迎え

あかつき園で休憩するウォーカー

あかつき園のおもてなし

国立武蔵森林公園入り口、夜間ライトアップPR

 森林公園中央口から南口へ
 

展望レストランのある芝生広場

森林公園南口から森林公園駅までの遊歩道

今日も16Kmあたりから足の痛さがピークを迎える。小さな子達が私より早い・・・・。 公園の出口から森林公園駅までの遊歩道はしっかり整備されていて歩きやすいが、残念なことにウォークコース指定はこの遊歩道でなくこの左に併走する一般車道になっている。コース管理の基準が分からない。一般の利用者のために遊歩道を開けるためか、その配慮としても一般市民が歩く姿はほとんど見られない。この地域ではこのイベントは年一回の特別な位置づけにはなっていなのだろう。市のイベントなのに??

やっと15時少し前に中央会場にたどり着く。中央会場に近づくにつれ市街に入るが、ここでも私たちウォーカーは道路端の縁石で仕切られた幅1mほどの歩行者スペースに交通整理員に押しやられる。少しでも車道側にはみ出れば、けたたましい警笛が飛ぶ。車道は左右2車線。ほとんど車は来ないし普通のウォークイベントでは、通常車が来たときに車に歩行者に注意し徐行を指示し歩行者の保護が常識と思うけど、まあーこの町にとっては年一回、3時間ほど歩くウォーカーは日常生活の車の通行に比べれば歩行者は邪魔なんでしょうかね。 なにはともあれ今日も歩き終えた。

会場の支援自治体コーナーでは各地域の特産品の紹介と即売、セールスポイントなどのPRが行われていた。沖縄県から「水と緑と太陽の里」をイメージしたユルキャラ、「ぎーのくん」も愛嬌を振りまく。

中央会場の休憩エリヤで休むウォーカー

 各自治体の展示コーナーの賑わい

 

沖縄県の「ぎーのくん」も愛嬌を振りまく

 
   

スリーデーマーチ3日目 都幾川・千年谷公園コース 20Km

さて、今朝も同じ時間に会場に到着。おなじみの中学生達の黄色い声援に送られて出発する。今日は会場を西進しやがて南に向かって都幾川左岸を目指して進む。今日も幼稚園や保育所のおちびさんや、親子連れのウォーカーが目立つ。今日の出で立ちは、服装は昨日と同じく重ね着、気温の上昇に伴って脱いでいくようにしている。靴は今日は日常のウォーキングに使用するランニングシューズにする。軽くてクッションが良い。暑さもないので水は保冷ウォーターボトルをやめてペットボトル1本。これで十分。沿道の警備も昨日と違ってゆったりしていて歩きやすい。

途中のボッシュ駐車場にはその町内会の高齢者の皆さんが並んで小旗を振って声援。海外からの女性ウォーカーがiPadでぱちり。市街地を抜け1時間も歩くと唐子地区に着く。中央公園には地域ボランティアの皆さんの模擬店が出店、即席のステージでは市長以下要人のあいさつが行われていた。

中央公園の外れに「天の園」の文学記念碑がある。中学生ボランティアの皆さんがこのガイドを行っていた。「天の園」はこの唐子地区で小学生時代を過ごした打木村治の書き下ろした子供向けの小説で日本の三大児童文学の一つと言われている。明治時代末から大正にかけたこの唐子村が舞台である。この小説は6部に分かれている。各部に表題があり第一部は「雲の学校」さて、コースは市の水道処理施設がある駒形公園に入る。広大な草地が広がっている。ここを進むと都幾川の左岸にでる。太陽に輝く水面を左に進むと篠竹の群生地が草むらの向こうに現れる。コースは密生した篠竹の中に延び頭上でアーチを作る。アーチが途切れ、ススキの穂の向こうに都幾川を渡るコンクリートの潜り橋が現れる。増水時には水中に潜るが軽自動車も渡れる頑丈な橋である。

橋を渡り高本地区に入る。すぐ南に接した標高112mの高本山の400mの急坂はかなり厳しい。ひんやりした急坂を登り切ると障害者のための福祉施設「愛弘学園」がある。巌殿丘陵の静かな林間の施設である。やがてコースは坂東十番札所巌殿観音の門前町であった岩殿集落に入る。ここは門前町の面影を残そうと、参道に面した家々の門にはかつての屋号を刻んだ門札が掲げられている。参道の突き当たりを観音堂への石段を登っていくと山肌を切り開いた岩殿観音堂が現れる。ここで参拝し少し休憩。この境内には樹齢700年と言われる大銀杏があるが紅葉にはまだ早い。

 巌殿観音から平和資料館へ物見山のコースを進む。紅葉など落葉樹が多いこの物見山公園はもう少しすると紅葉が見頃になる。春はツツジ、秋は紅葉。ここから平和資料館に入る。資料館駐車場はこのコースのチェックポイント。ここの駐車場は休日になるとサイクリストの拠点になる。引き続きよく整備された石坂ゴルフ場の取り付け道路を東京電機大学のキャンバスへ向けて進む。

東京電機大学では折から学園祭が開かれている。日頃の連携がある高坂丘陵地区で活動する丘陵みこしの会のメンバーは「もつ煮」の模擬店を出していた。会場には山村学園短期大学の女子学生も参加して賑やかな模擬店が運営されていた。鯛焼きをごちそうになる。

12時のチャイムが鳴り、お昼の時間、ここから10分あまりの高坂丘陵千年谷公園に向かう。地域の顔見知りのボランティアの皆さんがお昼の豚汁を振る舞っている。スリーデーマーチ最終日ウォーカーへの毎年の豚汁サービスである。公園の野球場の芝生には、すでにたくさんの人が座り込んでお昼を広げている。私も仲間に入る。歩き疲れ後のゆったりとしたひとときを今年も楽しむ。

気持ちも新たに高坂丘陵からゴールの中央会場に向かう。高坂駅を過ぎ、ピオニーウォークの西、高済寺裏の湧水などこの一帯には昔から七つの湧水があり、この湧水群を巡る「七清水せせらぎ緑道」と名付けた遊歩道を歩く。このコースでは、高済寺裏の清水を見ることが出来る。ここから都幾川右岸にそって工事中の東松山橋を渡り、野本の農業用水路に沿って展示された案山子コンテストを見ながら市内への最終コースに入る。

14時をすぎスリーデーマーチの協賛イベントで賑やかな東松山駅から中央会場に至るメイン通りを中央会場に帰着する。足の痛みでどうなるものやらと危惧していたが、何とか3日間歩き通した。会場で記念の完歩バッジを頂いた。

 主催者発表では、1日目の参加者23,026名、2日目30,878名、3日目28,723名。

出発ゲートで見送るボランティア

保護者と歩く保育園児達

ボッシュ駐車場でエールを送る町内会の皆さん

「天の園」の解説ボランティアの中学生達手に持っているのは天の園の第一部「雲の学校」

 東松山市水道施設がある駒形公園の広場

都幾川左岸に広がる篠竹林

ススキの向こうに潜り橋

高木集落から高木山を登る急坂

坂東第十番札所巌殿観音正法寺本堂

物見山平和資料館駐車場のチェックポイント

 平和資料館前の石坂ゴルフ場取り付け道路を東京電機大学へ向かうウォーカー

電大学園祭で協賛出店する丘陵みこしの会のメンバー

 協賛出店する山村学園短期大学の学生達

高坂丘陵地区の豚汁担当ボランティアの皆さん

 千年谷野球場の芝生でお昼ごはん

高坂丘陵の遊歩道を歩く

カエデ並木を高坂駅に向かう

野本の用水路脇の案山子祭の会場

趣向を凝らした案山子が佇んでいる

中央会場近くのメイン通りで演奏披露する地元の皆さん