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 2023.9/28更新
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高坂丘陵地区の12月 ウォークイベント

嵐山渓谷紅葉観賞ウォーク


12月の月例ウォークは、嵐山渓谷の紅葉を目的に企画された。今年の紅葉は急激な寒さで駆け足で過ぎた感じで、その色合いも時期的に少し過ぎたきらいがあった。
嵐山渓谷」は、外秩父山地の堂平山を水源とした「槻川」の清澄な流れが都幾川に合流するおよそ1.5Km上流、両側の山地により川幅が狭まり水流を早め大きく蛇行するあたり、周囲の岩盤を浸食。水面に映える周囲の木々の折り重なった風情が京都の嵐山を思わせることで、「嵐山渓谷」という呼称を戴いている。ここでは毎年この時期になると「もみじ祭り」が開かれ、また下流の広く開けた河原では、バーベキューなどを楽しむ人達で賑わう。

東武東上線高坂駅から武蔵嵐山駅に、44名の参加者は8時50分頃に到着、9時に駅を出発し、最初のチェックポイント「県立嵐山史跡の博物館」に9時30分到着。ここの芝生広場で準備体操のあと、小休止の間に菅谷館跡を散策、休憩後都幾川と槻川が合流する二瀬橋を目指して出発。途中この菅谷館跡に隣接するホタルの里の水路を過ぎやがて二瀬橋に到着。ここで都幾川と槻川が合流し都幾川となって流下。この博物館一帯のしっかりと護られた豊かな森の樹間を漏れる朝日の暖かさが気持ちよい。
二瀬橋から都幾川の右岸、桜の名所「桜堤」の見事な桜並木の間を500mほど南進、千騎沢橋を渡り槻川の嵐山渓谷に向かう。小春日和の中のどかな田園風景は気分をリフレッシュしてくれる。

やがて集落のはずれ、森の中に入り湿った小道を下ると、冠水橋の架かる槻川に出る。写真などで紹介されるおなじみの場所である。紅葉時期が少しはずれ木々は色あせているが、それでも京都の嵐山に例えられることに納得。冠水橋を渡り見晴台に向かう山道を登る。もみじの多い樹間を抜ける。あかく映えた光の中を足下の落ち葉を鳴らしながら500m程登ると、今日の目的地の見晴台に出た。もみじとススキが目につくこの場所は広場になっていて、トイレ、休憩場所などが整備されている。このルートの主要ポイントで、ここまでの行程は簡易なハイキング装備で十分だ。

帰路は来た道を引き返し、途中槻川の左岸を辿るルートに入り、30分程で槻川橋の少し上流にある広い河原の「嵐山渓谷バーベキュー場」に到着。ここでお昼にする。お昼を終え、槻川橋を渡り武蔵嵐山駅に向かう。途中日本の国蝶にも指定されている貴重なオオムラサキの生育が確認されている「オオムラサキの森」を、自然環境が保護されているこの場所を抜けて13時40分に武蔵嵐山駅に到着。14時には高坂駅に帰着した。

 武蔵嵐山駅を出発する一行
 県立嵐山史跡博物館への入り口
 
ひっそりとたたずむ畠山重忠公像
菅谷館跡・二ノ郭の土塁上昭和4年建立
 博物館の森の紅葉
 菅谷館跡の土塁脇を進む一行
菅谷館跡の森の南端に作られた
ホタルのサンクチュアリ
都幾川に架かる二瀬橋から右が槻川、
左が都幾川本流澄んだ水底に魚影が見える
都幾川の桜の名所「桜堤」、2Kmに渡る桜の並木桜の時期には是非来たい場所だ
 千騎沢橋から上流の都幾川  
 秋野菜が終わり冬蒔きの支度 嵐山渓谷へ下る小道脇のナンテン
嵐山渓谷の水辺水量が減っている 冠水橋木々はすでに落葉の盛り
冠水橋から見晴台に向かう山道
傾斜も少なく歩きやすい小道だった。カサカサと落ち葉の音がひっそりと聞こえてくる。
頭上の梢から漏れる光は落ち葉色に染まっている。
 落ち葉を踏みしめて見晴台へ 見晴台にはもみじが多い。真っ赤に染まっている
ススキの穂が優しく揺れている 嵐山町名の発祥の地の記念碑
         帰路につく一行
   
お昼休みのバーベキュー場に向かう 槻川の広い河原を利用したバーベキュー場
設備が行き届いている
槻川橋から見下ろす
槻川の広々とした河原
水量が減っている。清澄な
川底にはウグイが群れていた