三門館跡(みかどやかたあと)、名前だけで凄そうだが、滑川町大字和泉字三門地内にある比企遠宗(ひきとおむね)館「伝承地」だ。本題の戦国時代にどう使われてきたのかは不詳。GoogleMapにはマーカー案内がある。そのピンポイントを頼りに行ってみたがどうも山の中のようで近づけない。それらしい神社の境内に出たがマーカーからは離れてしまう。あちこち周辺を歩きまわってみて里に戻ると、道路際に案内板があるのを発見。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映直前に建てられたようで真新しい。この案内板を見てあたりの道路を歩いてみた。肝心なところは個人宅私有地につき立ち入り遠慮願いたいということだ。写真を撮るのも憚れる。唯一の遺構は山の中の空堀土塁。 |
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案内板のある横の道をまっすぐ進むと道路左側のお宅あたりのようだ。 |
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谷津の出口あたりの平地が館跡のようで、この谷津の奥にはため池があり現在までの営みが見える。 |
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案内板にある地図を簡潔に書き写してみた。多分、今は耕作地になっているところにも空堀土塁がつながってあったのだろうと推測される。後背地三方を固めていたのか、あるいは南に道路になっている開けたあたりにも空堀土塁があり四方を固めていたのでは?が順当ではないかとあくまで素人の妄想。遺跡ではなく、今も人の営みがある住宅地。空堀と土塁は藪の中で公開されていないので今回はここまで。 |
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