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 2023.9/28更新
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手作り化粧石鹸

掲載 2017.6/6

 使い始めるまでに1か月ほどかかりますが、作業はそれほど難しいものではありません。手際よく作業を進めれば1時間ほどで主要な部分の作業を終えることができます。後はひたすら時の経過を待つだけです。大まかな工程は3種類のオイルを正確に計量し、苛性ソーダ溶液を加え、型に流し込み固形化したら使いやすい大きさに切り、25日から1か月熟成させます。
 自分で作った石鹸の使い心地が楽しみですね。
 さあ~新しいことに挑戦してみましょう
 
主原料のオイル

1 オリーブオイル

2 ココナッツオイル

3 バームオイル

4 苛性ソーダ

5 精製水

材料詳細

オリーブオイル

 しっとり感がでます。

 スーパーで購入できる食用の油を使用します。  バージンオイルはやや黄色、ピュアオイルは白色に仕上がります。

 石鹸の主原料となります。

ココナッツオイル

泡立ちを良くします。 近所のスーパーに置いてないので私は、石鹸材料専門店で購入しています。910gで56個程度の石鹸を作ることができます。

バームオイル

 溶け崩れしにくくなります。  ココナッツオイルと同様石鹸材料専門店で購入しています。夏場以外は固まっていますので夏場以外に作る場合は湯煎し液体に戻して使います。910gで56個程度作れます

苛性ソーダ

 オイルを鹸化させます  薬局で購入できますが劇薬に指定されていますので、印鑑が必要です。  1個(450g)で40個作れます。

 購入時は結晶の状体です。水と急激に反応し高温となり不快なガスが発生します。

 苛性ソーダを使用する時は最も注意を払う工程ですので細心の注意を払ってください。

ねじ式で熱に強い厚めの容器を使用、蓋に2か所穴を開けておく。

精製水

 苛性ソーダの水溶液を作ります。

  塩素やミネラル分などを取り除いてある水で、薬局で購入できます。500CCで16個作れます

必要道具
○ ボール(容量3.6ℓ以上) ○計量カップ(容量500cc以上) ○ 型入れ容器 ○苛性ソーダ水溶液専用瓶 ○スプーン ○ゴムベラ ○泡だて器  ○ 温度計2本(オイル・苛性ソーダ用)  ○ 菜箸2膳(オイル・苛性ソーダ用) ○ カッター  ○ 計量計(1㎏以上でg単位に計量できる物) ○ 攪拌機(なくてもよい) ○ゴム手袋
いよいよ作業開始で
分量

主成分のオリーブ油を基準として次の分量で作成します。《8個》

オリーブオイル455g     ココナッツオイル119g

バームオイル 126g     苛性ソーダ    83g

精製水 250g   

オリーブオイルは1ℓボトルで重さ910g入りで販売されています。910÷2=455

分量

専用の容器に苛性ソーダをスプーン等で83g移します。

精製水を250gざっと注ぎ入れます。

 急激に反応し80℃近くの高温となりガスが発生します。

※ ゴム手袋、マスクを使用すると安全です

苛性ソ|ダと精製水 苛性ソーダの水溶液を透明になるまで菜箸を使ってかき混ぜます。  40℃前後まで冷まします。
オイルの混合

 冬場はココナッツオイルとバームオイルは固形状になっているので湯煎し液体に戻します。

 ボールにオリーブ・ココナッツ・バームオイルを先に示した分量を入れます。

温度調整 軽くかき混ぜ湯煎をしながら40℃前後になるように調整します。
オイルに苛性ソ|ダを注ぐ  苛性ソーダ水溶液とオイルが40℃前後になったら苛性ソーダ水溶液を少しずつ注ぎます
かき混ぜ作業  ボールに石鹸材料が全て注がれましたので、これからひたすらかき混ぜます。20分続けるのは大変で、石鹸作りで一番労力のいる作業です。  攪拌機を利用しても可
ラップ  20分かき混ぜたら、泡立て器を入れたまま、ラップをして12時間ほど型入れ時を待ちます。  時々混ぜ合わせ様子を見てください。
型入れ容器

 型入れ容器はプラスチックの箸入れを使っています。

縦10cm

横26cm

高さ9cm

中敷き トレッシングペーパーを折り、中敷に使うとスムーズに型入れ容器から外せます。
型入れの目安  型入れ容器に移す目安は泡立て器から垂れるタネで表面に文字が書ける状態になった時です。  10時間から12時間かかります。
型入れ  いよいよ1日目の最終です。タネを型に流し込みます。香りなど入れる場合は型入れ直前に行い 2分ほどかき混ぜます。  涼しいところに置いてタネが固体化するのを待ちます。
固体化  型入れ容器を逆さにし重みで固体化したタネがストンと落ちるまで待ちます。気候によって1日で固まることもあれば数 日かかることがありますが気長に待ちましょう。
切り分け用木枠  均等にまっすぐ切るために型入れ容器に合わせ木枠を作りました。
切り分け  刃の表面に粘りつかない頃を見図らい、切り分けます。厚さは3cmにすると8個の石鹸ができます。
熟成

 風通しのよい乾燥した場所に25日から30日熟成させます。

 時々天地替えをし、均等な熟成を促します。

仕上がり  とてもきれいに仕上がりました。