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 2023.9/28更新
青少年非行防止  

「愛の一声運動」

          高坂駅で開始

 7月23日、東松山市では今年も「愛の一声運動」が始まりました。この活動は青少年の夏休中の非行防止を目的に、東松山市市役所子育て支援課を中心に、各地域の自治会、PTA、商店街、社会福祉協議会などから幅広いボランティアに集まって頂き、夜の通勤時間帯に東武東上線東松山駅と高坂駅において駅周辺にたむろする青少年を対象に声かけを行います。「君のことを周囲は見守っているんだよ」と知らせることにより、非行に向かうのをあらかじめ阻止していこうとする活動です。

 これは平成9年から始まりました。当時高坂駅周辺で夏休みに入ると、バイクなどの騒音の発生、脅し、たむろ、つきまとい等、周囲に迷惑行為を続けていた青少年に対し一定の効果がありました。現在ではこれらの状況は改善されています。

 今日はこの運動の本年度初日、夕方6時を過ぎると高坂駅東口交番前に本日のボランティア40名が三々五々集まってきました。市の担当者や東松山署から9月までの長期にわたるボランティアの皆さんに激励のあいさつが有り、参加者は20名ずつ2班に分かれ駅の構内での通勤者へのPR、駅周辺での声かけと、周辺路上のゴミ拾いなどの美化活動等に散って行きました。 この活動は高坂駅周辺では、9月18日までに16回予定されています。

午後7時過ぎ、40名のボランティアを前に、市の担当者、東松山署のあいさつが行われました。

この運動の初日に参加した40名のボランティアは2班に分かれ、高坂駅構内で帰宅者にティッシュ配りにより運動をPRしました。

配る側も受け取る人も笑顔です。
 

高坂駅周辺のパトロールにより青少年の見守りを行うとともに、周辺のゴミ拾いなど美化活動も行っています。

平成9年以降、毎年夏休み中の活動を通して、かつて駅周辺で見られた青少年の迷惑行為は改善され、トラブルを未然に食い止めてきています。

午後8時、今日のパトロールの終了時、東松山駅会場から急遽駆けつけた主催者である青少年育成東松山市民会議会長、平島氏により今年度の運動に期待するあいさつで締めくくられました。

今日の東松山駅では100名のボランティアが集まったこと、昨年の運動実施では期間中延べおよそ1400名のボランティアが参加したことなどが報告されました。今年も9月まで続けられるこの運動も市民に支えられ、大きなうねりとしてまた次の年に引き継がれていくことでしょう。