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 2023.9/28更新

第36回日本スリーデーマーチ

  3日目都幾川・千年谷公園ルート11月4日(月曜日)


今日は最終日、コースは市内からその南を流れる都幾川を越し、岩殿丘陵への急坂を登り巌殿観音を経て、東京電機大学から私たちの住んでいる高坂丘陵を巡る20Kmのコースである。
起きると今朝は雨模様、少し憂鬱になる。雨支度で会場に着くと雨は上がった。8時30分いつもの出発時刻。スタート地点では今朝も一列に並んだ中学生達に「元気で行ってらっしゃい」と、ハイタッチと声援に送られ、昨日の疲労を引きずる足を励まして出発。2Kmほどで市街地を抜け比企丘陵地帯に入る。今日は雨だったためか少し前後の人並みが少ない。中でも賑やかな中学生が目立つ。
このウォーキングの参加者もシニア世代が多いが、カラフルなファッションは以前参加したときとは趣が異なる。大自然の中でも自分なりの個性に気を遣う流れはますます加速していくことだろう。
都幾川に近い水道庁舎を過ぎやがて都幾川の左岸をさかのぼる。少し上流に架かるもぐり橋まで深い篠竹の群生地の中を暫く進む。今日は前後に人が多いので心配ないが、一人では心細い場所だ。
今日は都幾川は澄んだ水が水量も多く爽やかに流れている。今年の夏は殆ど水が涸れていた。
やがて下唐子の集落から岩殿丘陵に向けて高本山の急坂をこえる。長い上り坂で息を切らせながら暫く進み、峠の上の障害者支援施設愛弘学園の脇iに出る。ここからは巌殿観音の参道は近い。
参道を観音様のお堂に向けて進む。参道の周囲の家々の軒先には、昔日の門前町の屋号の門札を再現し掲げてある。
巌殿観音のコースは参道の石段を登らない迂回コースだったが、敢えて石段をお堂まで登る。巌殿観音のお堂の周辺やシンボルの大銀杏はまだ紅葉には早い。
参拝を終えて再びコースに戻る。
物見山公園を抜けて平和資料館(平和に対する県民の意識の高揚を図り、平和な社会の発展に寄与することを目的に平成5年8月に開館) の脇を通り石坂ゴルフ場の取り付け道路を東京電機大学に向かう。ここでは折から学園祭が開催されていた。
高坂丘陵の千年谷公園は今日の昼食場所。例年ここでは豚汁がふるまわれ、広い芝生の上は参加者でいっぱい。お昼を終えてゴールを目指してまた歩き始める。高坂丘陵地内の遊歩道「ひきのみち」のケヤキはすでに秋らしい彩りに染まり始めている。
高坂丘陵から高坂駅までの2Kmのうち、駅から1Kmにわたって32点の彫刻が歩道に配置されている。これは昭和61年に高坂駅西口の再開発で整備されたもので、高田博厚先生の作品である。
ウォーキングコースは高坂駅を東口に抜けて、ピオニーウォークに向けた高坂台地の東端の低地に整備された公園、「七清水せせらぎ緑道」を北に歩き、七清水の一番北端に位置する「髙済寺下の清水」を過ぎ、東に向けて都幾川の堤防に向かう。静かな公園内を過ぎ407国道に架かる橋を渡り一路会場への帰路につく。このコースの途中、田んぼの中の小川「新江川」に沿って案山子コンテストが開かれていた。趣向をこらした案山子達が思い思いに並んでいる。
いつの間にか暗くなって雨模様の空が今にも泣きそうである。途中巌殿観音のあと近くの「市民の森」で時間をつぶしたせいで、帰着したときには市内で開かれていた歓迎パレードには間に合わなかった。これは別途報告されている。
今回の3日間のウォークイベントは、約10万人の参加があったと新聞報道されていた。次回はこのイベントの期間、各地域で開催する協賛イベントにも参加してみたい。

本日の開始イベント増田明美さんを囲んで  出発チェックを受ける参加者
市街地を歩く  
家族で参加 唐子中央公園のテント
唐子中央公園サービステントの前 「天の園」ボランティアガイドの説明を聞く

打木村治作児童文学「天の園」石碑 水道庁舎から駒形公園に
都幾川左岸を遡る 左岸の鬱蒼とした篠竹のアーチ50m続く
都幾川の潜り橋を渡る 高本山の急坂
坂東十番札所巌殿観音正法寺
岩殿地区の観音様への参道 境内の大銀杏
東京電機大学への取り付け道路を高坂丘陵へ  千年谷公園豚汁のサービス
交通安全母の会のボランティアの皆さん
  高坂丘陵 ひきのみちの紅葉
    高坂彫刻通り
都幾川右岸の公園を進むウォーカー
   七清水せせらぎ緑道の高済寺下の清水
新江川の沿った案山子コンテスト
雨上がりの虹・市内にて