夏休み「子供工作教室」
東松山市社会福祉協議会高坂丘陵支部では、夏休みを利用して子供達のために木工工作教室を開いた。高坂丘陵周辺の小学校低学年を対象に、物作りの楽しさを体験できるように企画提案された。東松山市石橋にあるNPO法人 poco a poco が取り組んでいる福祉サービス「あんだんて」に集う皆さんの指導により実現した。
夏休みも終わりに近い8月20日10時には、この広い福祉作業施設に20名の少年・少女が集まってきた。小学校3年、4年生達はおそらく木工作業は未経験、「あんだんて」の15名のいつもは木工製品製作作業に取り組まれている指導者の皆さんは、それぞれ子供達の作業テーブルにつき、子供達のためにあらかじめ用意された小さな椅子の木工部品や、ゾウの切り抜きを組み立て仕上げる作業を指導した。
トンカチで釘の打ち方も初めての子供達も、2時間の教室の終わる頃には釘打ちのコツをつかみ、上手に打てるようになった。紙やすりで磨き上げ出来上がった小さな椅子や、きれいに紙やすりをかけ好みの色で着色された木のゾウを前に、10時の教室の開始時と12時の教室が終了した今の子供達の表情は見違えるほど輝いていた。
12時、「あんだんて」オーナーから贈られた木工製のおもちゃをお土産に、迎えに来た親達につれられ帰路につく子供達にとって、この2時間は楽しい夏休みの思い出になったことでしょう。
問い合わせ 高坂丘陵市民活動センター 0493-35-4311
「あんだんて」代表 松井さんの挨拶 |
「あんだんて」の作業所の表札 |
作業前の子供達 |
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小さな椅子を組み上げる | |
「作業の仕方」を教える指導の皆さん。各作業台に1~2名が担当 |
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椅子の部品を釘打ち、まっすぐ打てるようになった | |
木工ボンドを椅子部品に塗る | |
やすりで仕上げたゾウに着色 |
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ゾウの仕上げは白絵の具で塗りました |
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まもなく椅子が完成 |
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